12/8の一般質問抜粋【光田直之氏】


光田直之氏(民主新風会 )

6 教育について
(1) 学校給食の安全確保について

福島第一原発事故を受け、日々水道水や土壌などの放射線量測定が行われており、随時市のホームページで公表されております。あわせて市は今月から学校給食の食材の放射性物質検査を調理前に毎日行い、同時に公表しております。
県によりますと、当時給食食材を調理前に検査するのは県内で初めてということであり、素早い対応は本当に評価に値すると思っております。
この測定開始の背景には、7月に本市在住の児童の尿から微量の放射性セシウムが検出されたとの申し出が保護者からあり、その対応を協議したと仄聞しております。恐らく何らかの形で内部被曝されたのでしょうか。
その原因の可能性の一つに学校給食が挙げられるとするならば、その食材の測定は大変意義があることといえます。

当該検査は、朝に納入される調理前の食材からサンプルを採取し、原則として毎日検査機にかけるものであります。食材計3品目以上を検査し、放射性物質が国の暫定基準値を超えた食材は使用しないこととなっており、その検査のために1台130万円のスクリーニング検査機を3台購入したとの発表もありました。
一方、放射性物質と食の安全の問題で、小宮山厚生労働大臣は、食品に含まれる放射性セシウムの摂取上限を厳格化することを明らかにしました。具体的には上限を年間5ミリシーベルトから1ミリシーベルトへ引き下げるというものです。

現在は福島第一原発の事故を受け、暫定的に食品を5つに分類し、それぞれに目安を設けていますが、新たな規制値は放射線の影響を大人よりも受けやすいとされる子ども全体の基準にする方向で議論されているようです。しかし、この件については、5分類から4分類に再編するという動きもあるようです。

さて、森ゆうこ副文部科学大臣は、去る11月10日の定例会見で、調理済みの学校給食1食分を丸ごとミキサーにかけて放射性物質の量を調べる検査を導入する方針を明らかにしました。この検査方法は1食で摂取する放射性物質が正確にわかり、放射線量を長期的に積算できる利点があるとされています。
文部科学省は、当初調理前の食材ごとに放射性物質を調べる検査を検討していたのですが、内部被曝に対する保護者から不安を解消するため、調理後の給食そのものを検査する仕組みもあわせて取り入れることにしたようです。
こうした中、神奈川県横須賀市の小学校では、給食を丸ごと検査する取り組みが始まりました。横須賀市の場合は、外部機関でゲルマニウム測定機の精密検査であり、精度は高いといえます。

ぜひ本市におきましてもこういった事例を踏まえていただき、その実効性や機材を十分に検討した上で、丸ごと検査を早期に実施し、より市民からの信頼感を高めていただきたくお願い申し上げます。どうぞご見解をお伺いします。

【岡村市長】

(1)の学校給食の安全確保についてのお尋ねでありますが、本市では食品放射能スクリーニングシステムを導入して、11月2日から学校給食食材の放射能測定を実施しているところであります。御案内のとおり測定結果は、毎日、本市のホームページで公表し、各学校にも通知しておりますが、現在まで基準値を超える数値は測定されておりません。
議員御提案の給食1食分を丸ごと検査することにつきましては、放射能の量をより現実的に測定する上で効果的と思われますが、さらに調理時間と給食開始時間との関係や搬入方法などさまざまな状況を検証しつつ、実施に向けて検討して参る考えであります。

今後とも保護者の方々の給食食材に対する不安解消に努めるとともに、児童生徒が安心して食べることのできる学校給食の提供に努めて参る所存であります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>